選ぼうとしているカタログギフトの商品は本当にお得?
多くのカタログギフトには、商品の写真と重さや大きさが載っています。食品であれば時期によって美味しさの変化はあるかもしれませんが、日用品や電化製品は時期に関係なく安心だし、お得感があると考える人もいるでしょう。
しかし、考えてみてください。カタログギフトを贈られた側は、商品の選択に3ヵ月から1年程度の猶予があります。カタログギフトに同梱されているハガキに、「受け取り後〇ヶ月以内に送付」という但し書きが書いてあるでしょう。実際はその期日は曖昧で、締切が過ぎていても商品が在庫としてあれば発送されます。そのカタログギフト自体も、それほど頻繁に内容が変わるわけではありません。つまりそのカタログギフトに載っている日用品や電化製品は、早いサイクルでモデルチェンジする種類ですと、1シーズンあるいは2シーズン以上も前の型落ちのものかもしれないのです。
普遍的な商品か食品を選べば損をしない
ではどのようなものを選べばお得かと言うと、今自分が一番必要としているものを選ぶのが最も良いと言えます。ちょうど欲しかったもの、無くなって困っていたものなど、本来それにいくらかお金を出す予定だったものがギフトでもらえたら、一番お得です。
特にそういった商品が無かった場合は、日用品であればタオルや洗剤など普遍的で使えるもの、電化製品であれば卓上フライヤーや車内用掃除機など、ほとんどモデルチェンジが行われないものが良いでしょう。それでもどれにしようか迷ってしまう場合は、いつでも味が変わらず保存がきく缶詰やレトルトカレー、自分は使わずともそのまま他の人にギフトとして渡せる乾麺やゼリーのセットなどを選んでおけば無難です。